会社がまだ小さいときに大手企業から、アライアンスを組みたいや御社と提携したいと言われれば飛び上がる気持ちはよく分かります。
ただし充分に注意しておきたいのは、大手企業だからといって、ずっと商品を買ってくれたり対応を良くしてくれるなどの保障は全くないということを忘れないようにしてください。
大手企業から問い合わせがくれば、惜しげもなく重要な資料やノウハウを教えるのは危険です。数回打ち合わせをしただけで、大事な技術を聞き出して、
気付けば当社と似たようなものがその大手企業で新製品として発表されていたなどザラにある世の中です。大手企業は小さな会社から重要な情報やノウハウを横取りしても何とも思っていません。しいては、大手企業はすぐに人もコロコロと変わります。その事実を知っているものはもうおりませんなど、当たり前のようにあるのです。
なので、もし大手企業と何か事業を行うといった場合がきたときは、必ず契約書もしくは覚書でもよいのです。しっかり準備して先手を打ちましょう。
全てを奪い去られたあとでは遅いのです。会社が大手だろうと毅然とした態度で接していきましょう。あとは売上を一定の大手会社に委ねないことも重要事項です。
大手企業だからといって安心するのは禁物です。もっと安く請け負ってくれる会社があるから、価格を下げられないのであればあと3ヵ月後には
契約を終了したいと言いだしてもおかしくありません。一見毎月収入のある大手企業の下請け仕事は良くも見えますが、それと反面、非常に危険な賭けでもあるということを忘れないでください。お客様は一つに絞らずなるべく分散して獲得しておくことが会社を潰さない一つの方法です。