お客様の「こういう機能があったら買うのに!」という言葉だけを信用して、すぐに設備投資をして商品生産に取り掛かるのは危険です。
実際に望み通りのものを制作し、いざ買っていただこうと思っていても「検討しておく!」だけで手のひらを返したようにする社長は少なくありません。
買う=検討すると思っておいたほうが良いでしょう。
良いと思っても本当に買うかどうかは、その時の相手の状況や価格、気分によって異なります。自分に置き換えてみても、ほしいからといって望みどおりに全て買うとは限りませんよね。買う側もよく考えてから買うということを理解しておきましょう。欲しいとお金を払うということは別問題なのです。起業が大きくなればなるほど、社長の判断力が会社の生命に関わります。

なお、起業コンサルタントや経営コンサルタントという曖昧な肩書きの方にも気をつけましょう。創業者ではなく二代目、三代目社長といった方々が安定していた会社を立て直すためというなら、まだ話は別ですが、自ら行動を起こして起業をしたいと思うならば、コンサルタントを雇う前に大切なお金は別のところで使うことがベストです。
あとは、社長だからと言って全員が凄い人かというとそうではありません。考え方が多少ずれている社長はたくさんいます。そうでなければやっていけないということもありますが、ここはしっかり人を見抜く力が必要です。明らかに詐欺師というよりは、ちょっと変だなとか悪気がない方に要注意です。あっさり人を裏切ったり、それは自己責任だよと言ってきたりもします。どちらにせよ、人のせいにする人を信用してはいけません。責任がとれないのであれば社長と呼べないですよね。